最近の個人的酒事情
うちはまだ寝かしつけに母乳を与えている。添い乳というやつだ。
断乳は何度か試みたけど、娘のおっぱいに対する愛情というか執着心は凄まじく、泣き叫び暴れ疲れた所でふて寝するまでに何時間もかかる。添い乳だと5分から10分。
2歳までには断乳したい所だけど、添い乳が楽なのでズルズルと今に至る。夜間断乳は大変ながらも達成できた。できればおっぱいに飽きて勝手に自ら卒乳してほしいけど、いつになるか見通し立たないので、年が明けたら添い乳で寝かしつけるのをやめる!厳しい心で!
そんな訳で私の飲酒は娘を寝かしつけてから。寝かしつけ終えたからといってすぐに飲酒できるわけではない。残っている家事を片付けて、お風呂に入って。
お風呂から上がるともう眠いので、飲酒にたどり着けるのは大体月に2回程度。しかも飲んでる側から頭が痛くなってくるので全然楽しくない。味も美味しく感じられない。
お酒を解禁したら、毎日好きなビールを一本とか飲んで、瓶の写真撮ってSNSにアップしてキャッキャウフフするんだ〜と夢見ていたけど、全然楽しくも美味しくもないので断念した。
しかし私は飲酒を諦めなかった。
美味しく飲めるパターンを発見した。それは昼!夜でも早い時間で、娘の寝かしつけを夫が全面的に引き受けてくれた日。
今年のボージョレヌーヴォーはパカレさん!
家での晩酌は全然美味しくないけど、外で飲むお酒はめちゃくちゃ美味い。
ビールが飲めなくなったと嘆く日々だったけど、青空の下で飲むクラフトビール、最高だった!
オレゴン州ポートランドのホップワークスさんのギアアップIPAが美味しかったー。
苦味も爽やかで、南国フルーツのフレーバーが凄くて甘くて、11月の陽気な沖縄と本当に合っていた!感動!また飲みたい。
沖縄ブルーイングさんのスイカエールも最高だった…。
以前のようにガブガブ飲めないので、一杯一杯を大事にしたい!
それには夫と娘の機嫌と具合が良好だというのが大前提なので、美味しくお酒を飲むために日々頑張るのであった。
胃痙攣
胃痙攣を起こした。地獄の苦しみだったので、どのような状態であったか記録し、原因の考察と今後の対応を検討していく。
11月14日(月)
前日の昼間に飲んだビールが残っているという感覚は全くなかったけど、睡眠不足は実感していて、一日中あくびをしていた。
二日酔いという感覚ではなく、疲れが蓄積してしんどい。食事は朝昼夕三食通常通りとった。食べるのはいいけど、準備するのが面倒くさくて少し手抜き。普段も食事の用意は面倒くさい。でも手抜きはしない。この日は手抜きした。
娘を寝かしつけた後に、胸やけを感じた。量はそんなに食べていない。
息が上がる。吐き気が襲ってくる。スーパームーン見たかったけど、それどころではなかった。まだ吐きはしない。ピークの一歩手前。
夫も寝てしまった夜中の1時過ぎ、嘔吐タイムの始まりー。ポンプのように勢いよく胃の中のものが出てくる。吐けば楽になると思い、ひたすら便器にしがみついて吐くけど、終わりがない。
吐くものがなくなると、黄色い液体を搾り出すようにみぞおちがギューと痛くなる。それもなくなると、誰かがみぞおちを雑巾絞りの要領で絞り上げてくるような激痛が。たまらず叫び声をあげる。悲鳴というか咆哮に近い絶叫。拷問…。とても苦いドロっとした液体が口からこぼれる。黄色いような…緑色のような…。
脱水症状起こしたらいかんということで、水分を摂るんだけど、やっぱり胃が受け付けなくてすぐにリバース。胃がヒクつくとまたその勢いで苦い液体が出てくる。激痛。叫ぶ。
二階の寝室まで戻ってられないので、リビングに寝転ぶ。フローリングにプレイマット敷いてるだけなので、硬い。
腰と首のリハビリ通ってるのにまた悪化しちゃうな…。
横になると首か腰が痛かったり、内臓の収まりがどうもしっくりこなかったりで、全然休まらない。
うんうん唸りながら寝返りを繰り返すうちにまた吐き気がやってきてトイレへ。一睡も出来ないままトイレとリビングを行き来しているうちに朝がきた。
11月15日(火)
夫が起きてきたので、スポーツドリンクを買ってきてもらった。唇を湿らす程度にペロペロちょろちょろと水分補給をした。
ようやく胃が落ち着いてきた!しかし何だかクラクラする。熱を計ると39度超え。娘と夫と入れ違いで寝室で睡眠を取る。2時間は寝れたかな。
起きてもまだクラクラする。40度近い。とにかく苦しい。夫は病院に行けと言うけど、動けないんだよ。
翌日に歯医者とリハビリの予約を入れているけど、とても行けそうにないのでキャンセルの電話を入れた。ハァハァと荒い息遣いで謝った。変態趣味の電話と思われていないか不安…。
毛布にくるまって寝て、起きたら汗びちゃびちゃなので着替える。これを2回繰り返して、ようやく熱が下がった。
夫がおかゆを作ってくれたけど、ふた口で断念。だし汁をちょっとぬるいくらいの温度で飲んだ。だし汁の優しさを知った…。
娘は夫が世話してくれているものの、どうしても私とも遊びたがるので、余裕があれば遊んであげた。
寝転がっていると私の腹の上に立とうとするので、それが恐ろしくてなるべく起きるようにした。
11月16日(水)
シャワーを浴びて気合入れて、1日をふわふわと乗り切った。
野菜スープを飲めるようになった。夜にはカレーライスを食べた。
11月17日(木)
平常運転。
しかし、初日の夜の地獄の苦しみを思い出すと憂鬱になる。
夫は私の叫び声は聞こえていたそうで、それなのに放置していたのか…とショックを隠せない。
私の心に、冷たい川が流れる…。
原因は複合的なものと考えられる。
①飲酒による内臓の疲れ
日曜の昼間にビールを5杯ほど飲んだ。晴天の下、クラフトビール祭りにて。いつもは大さじ一杯ほどで頭痛がしていたのに、この日は最後まで美味しく楽しく飲めた。幸せだった。
うーん、他にも飲酒に伴う暴食や睡眠不足、保活や職場復帰への不安などあるけども、結局今の私のアルコール許容量を超えていた、それに尽きる。
来週は中学の同級生と忘年会があるので、量(大体ワイン500mlくらいか)、飲み方(水を必ず一緒に飲む)、時間(遅くならないうちに帰る)に気をつけて臨みたい。
わきまえてる感…つらい
先月で39歳になった。
今までの人生を振り返ると、恥ずかしいことだらけでうわああああとなる。
30代は心身ともに不調な日々が続いたけれども、ようやく気力体力が上向いてきた。まだまだ時間はかかりそうだけど、焦らずに立て直していきたい。
29歳の誕生日は違う場所に住んでいて、たくさんの人が祝ってくれた。あの頃は毎日がキラキラしていた。今はもう違う道を歩む友人達。色々なことがあったけど、この日を思い出すと今でも幸せな気分になる。…最近ようやく思い出すことができたんだけど。
今年は10年前のような華やかさはない。なりたかった職業にも就いていないし、住みたかった街にもいない。でも今は確実に人生の本番そのもので、幼い頃の「未来」は、今現在この瞬間なんだ。自分で選んだ人生をしっかりと生きなくては。
私は小さい頃から漠然と、女性として年老いていくのが怖かった。主体性のない付属物となりただ朽ち果てていく…そんな暗鬱とした想像。今思うと母も祖母もたくましく楽しそうに暮らしていたのに、何に影響を受けたのやら。
5年前に1人でヨーロッパを3週間ほど旅行した。ドイツ、オランダ、ベルギー、スペイン。
ベルギーのブリュッセルでのことを思い出す。
私はバーのカウンターで1人ビールを飲んでいた。仕事帰りのサラリーマンが待ち合わせに使うようなカジュアルなカフェバーだ。隣の席に座っていた男の子に話しかけられ、お喋りすることに。
彼はブリュッセルの大学に通う学生で、ブリュッセルの見どころを丁寧に教えてくれた。彼自身はテクノが好きで、ベルリンのクラブが最高なんだ!週末パーティーがあるから行きたい!と熱く語っていた。
私がもう33歳だしクラブには行かないかな〜と言うと、信じられない!なんで年齢なんか気にするの?そんなのどうでもいいよ!といった感じ。
彼は20歳そこそこで、私はひと回り以上年上で、一緒にキャッキャはしゃぐ身の程知らずじゃないよ、という気持ちがあったんだろうか。あまり深く考えずに、わきまえてます感を出したんだろう。もしかしたらそんな事ないよ!あなたはまだまだ若いよ!って言ってもらいたかったのかな。だとしたら恥ずかしいな。
彼は私が何歳だろうが心底どうでもよく、私が年齢を気にしているのが信じられないと言った。
彼には私より年上でシングルマザーの彼女がいるそうで、結婚を考えているけどどう思う?と相談してきた。出会って5分の人間に何言ってんだ、と思いつつも悩みを聞いてあげた。私に対する下心などまるでないということをアピールしたかったんだろう。
この後、これまた1人でコーヒーを飲んでいたおじさんも一緒に、3人でインド料理を食べに行った。そのあとデリリウムカフェに行った。
もう名前も顔も覚えていないけど、どんな会話をしたのかは覚えていて、自分の年齢や将来に向き合う時に思い出しては励まされる。
年齢や性別にとらわれない生き方をしているつもりだったのに、割とガチガチに縛られていて、物分かりのいい、わきまえてる自分というのが優先されていることに気づいて、とてもショックだった。でも、まだまだ自由になれることはうれしい。
今、私は若い頃のリビドーに突き動かされるような、衝動を爆発させてもやりすごしてもとにかくしんどいあの感じから解放されて、楽に生きれるようになった。
気がつくと母親とは、妻とは、アラフォーとは…と色んな枠を作って息苦しくなるときがある。家事も下手くそ、育児も不慣れで精一杯なくせに、こうあるべきという理想だけは高くなるし、正体のわからない世間というものにどこか迎合しようとする。
わきまえてる感が暴走すると本当につまらない。
気がつくと年相応で無難で流行りで話題のものを探すんだ。
で、そのわきまえてる感が嫌になると今度は疾走感を求めて走り出すんだ。
走り出すと疲れる。怪我する。恥をかく。
そしてまたわきまえてる感…。
今は歩いているつもり。
毎日楽しい。
通院オアダイ!
前回の更新から2ヶ月近く経ってしまった。
割と充実した日々を過ごしていて、書きたい事もどんどん溜まっていくんだけど、時間と体力がない。娘を寝かしつけてからが私の時間なんだけど、最近は娘より先に寝てしまう事もしばしば。
そんな中、夜中に手足が痺れて眠れないようになり、整形外科へ行った。首のMRI撮影の際に唾を飲み込んではならず、それがまぁまぁ辛かった。たった15分のはずなのに長いこと…。結果は頚椎が少し神経を圧迫しているとのこと。それで理学療法士によるリハビリに通うことにした。期間は150日なんだそう。これを乗り越えたら、身体が楽になるんだ!と言い聞かせて通っている。自主トレにも励んでいる。しかし約3年のほぼ寝たきり生活のツケが…。と言っても出産して1年9ヶ月経つんだけどなぁ。
身体中の筋肉が落ちたにも関わらず、ものすごく体重が増えたので、とにかく身体が重い。そして悪すぎる姿勢。太ももは歩くうちに筋肉がついてきた。一時期は本当に細くて歩くのがしんどかった。久しぶりに会った友人からは外人レスラー体型とお褒めの言葉を頂戴したけど、今はもうお腹も太もももブリーンと肉がついてしまっている。しかし腹筋はなかなかつかない。体幹を鍛えなくてはいけないけど、しんどくて自主トレが全然はかどらない。普段から猫背にならないように背筋をピンとして、お腹には力を入れて〜とやってはみるものの、気がつけば背中は丸まっているし、腹筋が楽しようと手で支えたり何かにもたれたりしている。本当に無意識に。私の場合、腹筋がなさすぎて腰を痛めているらしいので、根気よく腹筋を鍛え、姿勢に気を配り続けなくてはならない。病院の助けは150日しかないんだ!
現在私は、月に一度甲状腺の病院へ、週に一度歯医者へ、週に二度リハビリへ通っている。通院に明け暮れる日々だ。
そんな中、私の誕生日と結婚3年を祝って、家族で一泊旅行に行ってきた。ホテルでのんびり。エステなんか何年ぶりだったろう…気持ちよかった…。この旅行に関してはまた別で書きたいなあ。
家事からも離れ、通院ずくめの日常からの逃避行でもあったんだけど。
長時間の運転は首と腰に負担がかかるんだと実感。悪化ですよ悪化。これを機に夫とペーパードライバー教習に行け行かない戦争が勃発しました。夫の言い分だと、ペーパードライバー教習に行くための練習が必要だとか。結婚前に一度夫に運転させてみたところ、死ぬ思いをしたので、私は練習に付き合う気は微塵もない。妊娠中も練習してくれなかったから、もうないかもしれないな。どうにかやる気にさせる方法はないものか。
そして私は本日、甲状腺の病院に歯医者にリハビリとトリプル通院!通院DAY頑張るぞ!
泣き笑い
来年の手帳をもう買ってしまった。左が今年の。右が来年の。
先々の予定が楽しみになるなんていつぶりだろう。
来年は体力がついて娘がプレ幼稚園になじんだらお店に復帰する予定。
と言っても夜は無理なので、お昼の営業。
いい加減なことしないように慎重にいかなくては。
娘を妊娠するまでは、AC MILANノートというものを作って写経のようにミランに関することをひたすら書くか、龍が如くをやるか、為替相場を眺めるかという暗黒の日々だった。
この日の経験がのちに活きることはなさそうだ…。
好きなものを思い出したり、無くしていた「実感」を本当に少しずつ取り戻してきていて、毎日ささやかな喜びたっぷり。
娘の成長を夫と奮闘しながら見守るのも楽しいね。
もう記憶を失いたくないー。
さて、アルコールがだいぶ飲めるようになってきたけど、肝心のビールが全く受け付けない件はどうしようかな…。
やっぱりタコス屋のタコライスが一番美味い
マスターキートンを読んでいると、「思い出の味」の話がよく出てくる。
記憶をたどり、レシピを再現して「おぉ…これはまさにあの味…」というような。
いいなぁ、美味しそう、食べたいとは思ったけど、あまり思い出の味というものにピンとこなかった。
食欲は凄まじいけど、食に対する繊細なこだわりなど皆無だったからなぁ。
私は家庭の味というものに無縁だったけど、娘には我が家の味というもので育って欲しい。料理も苦手だけど毎日続けるのみだー!
話が逸れた。
おぉ…懐かしいこのシンプルな味。
シュッとした味!甘みがない、辛さが際立つサルサソースが沁みる…。このバランス…。油もしつこくなくていい。
高校生の頃、お昼を抜いて昼食代でレコードを買っていたなあ。
小銭をかき集めて友人と二人で半分こして食べたなあ。
めちゃくちゃな日々だったけど楽しかった。
思い出の味ってこういうことなのかな。
ノスタルジックでちょっと気恥ずかしいので終わり。
寝言はよいちょ
娘1歳半!自己主張が日に日に強くなり、何事も自分でやりたがるので時間が…
私も根気と元気をもって大らかに対応できればなぁとは思うものの、時にプンスカ時にヒィヒィはやっぱりしちゃう。でも何より成長を側で見られて、イチャイチャ出来て、とても幸せな2016年の夏。写真を撮るのを忘れてしまう事が多いので、振り返り備忘録。
1枚目は玄関のお掃除を手伝ってくれた時の。デッキブラシの向きが逆で、直そうとしても触らせてくれず。この後はちょっと水遊び。
散歩から帰ってきたら、靴を靴箱にキチンとしまう。私も忘れがちなのにどこで覚えたのか。
買い出しから帰ると、ものを一つ一つ取り出して私に手渡し。冷蔵庫にしまうのが楽しくなった。急いでる時は辛いけど。
階段の上り下りは一段ずつゆっくりと一人で出来るように。よいちょ、よいちょ、と私が掛け声をかけると、よいしょ!よいしょ!と娘がまるで訂正するかのように。それが微笑ましくてにやけてしまう。
階段に関しては、お父さんかお母さんと一緒じゃないとダメ!と言い渡しているのを理解しているのか、一人では上り下りしない。その代わり私がちょっとした用事で一瞬二階へ!という時も必ずついてくるので、急を要する時は大変。
ペンも上手に握れるようになった。左ききかな?
オムツ替えと歯磨きさせるのがとにかく大変。お風呂上がりも走り回る。いつの日かおとなしくなってくれるのだろうか。
今年の夏は遠出はないけど、新しくなった我が家で、体調を整えつつ、家族3人のんびり。
来年はまた色々動くかな。今は準備の時。キチンとしよう。